| カワヒバリ貝対策について |
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カワヒバリ貝は、イガイ科に分類される二枚貝の一種で、中国南部原産の外来種です。日本では特定外来生物に指定されています。殻長は3〜4センチほどで、足糸と呼ばれる糸状の分泌物を出して、岩やコンクリートに付着し、基本的に動かない生活を送ります。
近年日本では水利施設等で大量発生し、通水障害や水質の悪化をもたらすことが問題化しています。

※ →カワヒバリ貝について詳しくはこちら(農研機構のHPへ)
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| カワヒバリ貝調査検討委員会が開催されました(2010年10月22日) |
カワヒバリ貝などの貝類による給水栓、ストレーナーの目詰まりによる通水不能、揚水機場・加圧機場の運転不能等の障害が近年多発しています。これは北総東部用水だけでなく、利根川下流域より取水している各用水施設に見られます。
関東農政局では、平成20年度からカワヒバリ貝の生息状況や、カワヒバリ貝がどのような材質の資材に付着しやすいか等の調査を茨城県神栖市で行っており、平成22年度から北総東部用水も加えて行うことになりました。

[取水口の魚類迷入防止ネットへの付着状況] [付着状況拡大写真]
調査内容はカワヒバリ貝の生息状況、生息環境との因果関係、魚が捕食しているかどうか、塗料・素材の違いによる付着状況の精査等の多岐にわたる調査が行われています。
この調査の平成22年度第1回検討委員会が10月22日当土地改良区で開催されました。検討委員会には、学識経験者などの委員のほか、農林水産省農村振興局・関東農政局・東海農政局・千葉県・茨城県・水資源機構の担当者45人が参加しました。
この検討会では、
・外来貝類被害防止対策調査のこれまでの成果と今後
の課題
・カワヒバリ貝被害対策マニュアル(素案)の検討
・関東農政局の行っている「利根川下流地区」、東海農
政局のおこなっている「矢作川(愛知県)」の中間報告
について、委員である学識経験者より活発な意見がだ
され有意義な検討会となりました。
[検討委員会の様子]
この調査は平成24年度まで続けられ、外来貝類(カワヒバリ貝)による農業水利施設内における被害の軽減・未然防止が図られる方策が出されることが期待されております。
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カワヒバリ貝対策について
カワヒバリ貝対策についての報告です。
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